●2006年のスギ花粉情報
 スギ花粉飛散数は前年夏の気象条件に影響を受けます。前夏の平均気温が高く、降水量が少なく、日照時間が多いほど、翌年のスギ花粉の飛散量は多くなります。また花粉飛散量は多い年と少ない年と一年ごとに繰り返す傾向があります。これらのことを検討すると、2006年のスギ花粉は2005年の大量飛散に比べ半分以下と予想されます。また、過去10年間の花粉飛散量と比較しても、2006年の花粉飛散量は20〜40%と考えられます。
 しかし、2005年から2006年にかけては、暖かい秋が続き、その後続いて12月は記録的な低温、大雪があり、例年になく花粉飛散量に関して予想がつきにくい気候が続いております。また、昨年の大量飛散により新しく花粉症になった人がいます。加えて植林してから30年経過したスギが花粉を飛ばしますが、飛散年齢になったスギも増加傾向にあり、油断はできません。
 飛散開始は3月上旬といわれております。そして、スギ花粉は3月中旬以降(例年は3月21日春分の日前後)に最大に飛散します。北陸では先にも述べたとおり、例年にない気象が続いていますので、1〜2週間のずれ(後へのずれ)は起こるものと思われます。
 なお、今年も石川県医師会のホームページ(http://www.ishikawa.med.or.jp)では県内各定点の花粉飛散数と飛散予報を掲示しておりますので、ぜひ参考にしてください。



                                           平成18年2月