胃がん検診の受診機関リスト(X線 、内視鏡


 胃がん検診では、平成20年度から内視鏡検査が導入されました。従来から行われてきたレントゲン検査も継続されていますので、いずれか一方を選択していただくことになります。担当医からレントゲン検査・内視鏡検査、それぞれの特徴の説明を受けて、ご自身で希望される検査を受けるようにしてください。また検診対象年齢は、胃がん発症率の変化(若年層での罹患率の低下が顕著)などに伴い、レントゲン検査・内視鏡検査とも平成29年度から40歳、45歳が対象外となり、72歳、74歳が新たに対象となりました。例年9月、10月は混みあいます。早めに受診されることをお勧めします。なお、ペプシノゲン検査は75歳の方のみです。ご注意ください。

 平成28年度は胃がん検診を受けられた方は16390名で受診率は19.8%でした。このうち、レントゲン検査を受けた方は1746名(胃がん検診の中で10.7%)、内視鏡検査を受けた方は14644名(同89.3%)でした。
胃がんの発見数は、レントゲン検査では早期がん3例、内視鏡検査では34例(早期がん28例、進行がん6例)でした。

 また、ペプシノゲン検査(75歳)の受診者は2048名(受診率38.9%)で469名(22.9%)が陽性でした。陽性の方のうち精密検査を受けた方が369名で、このうち、5例(早期がん4例、進行がん1例)に胃がんが見つかっています。このように、ペプシノゲン検査で陽性と出た方の中から高率に胃がんが発見されていますので、ペプシノゲン検査にて精密検査を勧められた方は、しっかりと検査を受けられるようにお願いします。

すでにご承知のように、ヘリコバクターピロリ菌が胃がんの発症と関連することが報告されています。健康診断として内視鏡検査を行い、胃炎の所見があり、ヘリコバクターピロリ菌の感染が疑われた場合には、その後、保険診療にて、ピロリ菌の感染診断の検査ができるようになりました。また、感染が認められ、かつ治療の必要があれば除菌治療も保険診療で行うことができます。詳細は各担当医療機関にて説明を受けるようにして下さい。

 胃がん検診では、従来から専門医による読影会や、全担当医による症例検討会を開催し、質の高い検診が実施されています。胃がんの早期発見、早期治療につなげていくことができるよう、多くの市民の方々に本検診を受けていただきたく考えております。

胃がん1

胃がん2
胃がん3
胃がん4
検診内容
1.胃部レントゲン検査
   平成18年度からはバリウムの濃度と飲んでいただくバリウムの量が変わりました。高濃度になり飲む量が約150mlと少なくなります。
2.胃内視鏡検査
   平成20年度からレントゲン線検査との選択制になりました。検診内容について担当医から十分に説明を受けご自身で選択してください。
3.ペプシノゲン検査
   胃がんになりやすいとされる萎縮性胃炎を調べる血液検査です。平成20年度から75歳の方のみとなりました。ピロリ菌感染率の高い高齢の方から多くの早期がんが発見されています。