前立腺がん検診の受診機関リスト


 前立腺がんはゆっくり進行するがんのため、日本では従来軽視される傾向にありました。しかし診断方法の進歩に伴い、このがんは日本人にも少なくない事が、又、年齢が高くなるほど多くなる事が分かってきました。更なる高齢化社会を迎えるにあたって今後とも増加する事が予想されます。かなり進行するまで症状は出ませんので、簡単な検診によって早期に発見することが望まれます。検査は基本健診のときの採血を利用しますので、受付で前立腺がん検診を受けられる事を表示されるだけで済みます。

 すこやか検診でも、これまで受診者の1%を超える高い割合でがんの方が見つかっています。ほとんどは早期なので、治療すれば完治できます。平成24年度より対象年齢が拡大され、55歳から75歳までの隔年(1年おき)となりました。平成23年度までは、年間30数例で推移していた癌発見数が、平成24〜29年度では年平均で、72例に増加しております。 このうち71歳以上が半数を占めており、対象年齢を拡大したことで、より多くの癌が早期に発見できたことに大きな意義があると考えられます。さらにこれらの年齢層の癌はより悪性度の高い傾向があることが分かって参りました。がん検診のなかでも際立って高い発見率を維持している前立腺癌検診を75歳までに、一度は受けられることをお勧めします。又、複数回の受診により、PSAの経時的変化から癌の発見に繋がった例も見受けられますので、以前に受けられた方でもその後の変化を確認するため、再受診されることをお勧めします。

前立腺