糖尿病の食事療法


ビールの美味しい季節になりました!ガンガン飲んで体調を崩していませんか?
糖尿病の方がアルコールを摂る場合、気をつけなければいけないことがあります。

アルコールの問題点

このお酒は良くてあれはダメといった、アルコールの種類はあまり関係ありません。
では何が問題になるのでしょう。
それは、

アルコールそのものの害、とエネルギー

にあります。

アルコールが引き起こす害とは次のようなものです。

アルコールのエネルギーの問題とは「1gあたり 7kcal」という高カロリーにあります。
またアルコールは胃と小腸から吸収されるスピードが速いのも問題です。

他にも、アルコールと一緒だとつい食べ過ぎてしまうとか、二日酔いになったりすることで食事のバランスが崩れ、血糖コントロールが乱れやすいということもあります。

アルコールを飲んでも良い条件

この条件全てに当てはまる人は少ないと思います。自分はアルコールを飲んでも大丈夫か、主治医に相談してみてください。 またその時、アルコールの量や飲み方についての指示が出ると思いますので、それをしっかり守って飲むことが大切です。

どんな人でもアルコールの飲みすぎは良くありませんが、特に糖尿病の方ではアルコールの量は2単位までで抑える事が大事です。
具体的には・・・

アルコールの種類
ビール 400ml
  参考:ビン(大)633ml
(中)500ml
(小)350ml
ワイン 200ml
  参考:ワイングラス1杯 60ml
日本酒 150ml
  参考:1合180ml
梅酒 120ml
焼酎20度 140ml
焼酎25度 110ml
焼酎30度 80ml
ウオッカ 60ml
ラム 60ml
ウイスキー 60ml
  参考:ウイスキーグラスS 30ml
ブランデー 60ml
ジン 60ml
リキュール類 60ml

逆に

ビール 中ビン1本 2.5単位
日本酒 1合 2.5単位
ウイスキーダブル 1杯 2単位

となりますから、ビールだったら小ビンと少し、ワインはグラスに3杯と少しまで。
日本酒を1合、または中ビンビール1本飲んだらもうオーバーです。

もっと飲みたいなぁと思われるかもしませんが、ここで我慢できるかどうかが肝心。
お酒は美味しいですが、飲みすぎると「もう止めよう」と思う気持ちさえ無くしてしまいます。
飲みすぎて低血糖を起こして救急車、とか次の日には血糖がとんでもなく高かったり、それ以前に泥酔して事故などを起こしてしまうようではお酒は害になるだけです。

自分で量を決めて、それを超えないでコントロールできる状態を保っていれば、害もなく楽しいお酒とのお付き合いができますよ。

おまけ

先にも言いましたが、お酒を飲むとついついおつまみに手が伸びて食べ過ぎてしまう、ということが良くあります。 そこでおつまみにもひと工夫
カロリーの少ない食材でおつまみを作る、という手があります。

ひじきやワカメなどの海藻、しいたけやえのき、しめじにマッシュルームなどのきのこ。
こんにゃくや糸寒天、ところてん。

野菜を加えて、和えたり蒸したり焼いたりすれば、結構いろいろ作れるものですよ。

詳しいレシピはいずれ栄養部のページで紹介したいと思いますが、メールで訊いて下さっても構いません。

上手な飲み方、食べ方をすれば食生活も楽しくなりますね。

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2008-11-01公開


もりやま越野病院
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