糖尿病の食事療法


血糖値改善のためのバランス学

糖尿病の食事というと、「あれを食べてはいけません!」「これは控えましょう!」とマイナスのイメージが強いのでは?

どんな食品も体に良い成分を持っています。ただ何かを偏って食べつづけたりすることは、あまり体にとっては良くありません。
ですから、糖尿病で食事を考えるときは「バランス」が大切になってきます。
いろんなものを食べる、足りない分は他のもので補う。そういうバランスのとり方のポイントを見てみましょう。

食べ方のバランス

1日分のエネルギーを朝食:昼食:夕食にしてみましょう。

1日の総エネルギー量は、医師からの指示でわかっていますから、その総量を「10」として、分けてみます。食後の活動時間が一番長い昼食を多めに、後は寝るだけの夕食は昼食より少なくするようにします。

食事のバランス

  1. 1食分の適量を知る!
  2. 食品のバランスをよくする!
  3. 食事のリズムを正しく

1食分の適量は、今お話しました。食品のバランスは次にお話します。

食事のリズムというのは、3食の間隔です。
朝食を抜いて2食とか、朝と昼の食事の間が短いとか、その日によって夕食の時間、そして寝る時間がバラバラだとかになっていませんか?
「食事の」というよりは「1日の生活の」リズムを正しく心がけることも大事な事です。

献立のバランス

主食・主菜・副菜・汁物などのバランスが整っていると、栄養のバランスも良好!

主食ばっかりの食事、汁物ばっかりの食事を摂っている方は少ないと思いますが、主食の他に2,3品ある食卓でしたら、いろんな種類の食材が入っているのではないでしょうか。
一度、自分の食事に含まれている食材(人参、レタス、卵、お肉などなど)を数えてみませんか?

献立のバランス表

さて「バランスよく」といわれてもなかなか目に見えて分かりにくい部分もあるかと思います。そんな時には表につけてみるのはどうでしょう。

例えば・・・

メニュー 乳・卵 肉・魚・大豆 野菜・芋・果物・きのこ・海藻 穀物・油・その他
朝食 主食 ごはん      
主菜 野菜と卵と海藻の
和え物
  ○              ○  
副菜
汁物
もやしと油揚げの
味噌汁
   
昼食 主食 サンドイッチ
(チキン・チーズ・野菜)
       
主菜        
副菜
汁物
ポテトスープ        
野菜サラダ        
キウイフルーツ        
夕食 主食 ご飯        
主菜 イカ焼き
茶碗蒸
       
副菜
汁物
ふろふき大根
フルーツヨーグルト
       

1日の食事をそれぞれ主食、主菜、副菜・汁物に分けてメニューに記入し、それぞれに使われている食材のところに○を付けてみて下さい。

こうするとまず献立のバランスがわかります。主菜があるかないか、副菜はどうか。
そして「乳・卵」「肉・魚・大豆」「野菜・芋・果物・きのこ・海藻」「穀物・油・その他」のそれぞれの食材がバランスよく摂れているかもみることができます。

こんな風に自分の食事のバランスを確認してみてください。
(毎日とは言いませんが、時々はこうしてチェックしてみるといいですよ)

エクセルで作ったものですが、バランス表をここにリンクしておきます。
上の表を参考に、自分の使いやすい物を作って見てもいいですね。

自分がどんな食生活をしているのか、改めて見直してみるのも大切な食事療法です。

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2008-11-01公開


もりやま越野病院
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