糖尿病の食事療法


まず、はじめに糖尿病食と言えば・・

腹八分目で偏食を避け、バラエティに富んだ食事を!!
何故このような食事がよいとされているでしょう?

毎日の食事によって消化吸収された糖分は、膵臓から出されるインスリンの働きによって利用されます。
糖分が多くても、膵臓はがんばって、たくさんのインスリンを出してくれます。

でも・・・

膵臓だっていつまでも走ってはいられません。
一定以上の糖分がある状態が長く続くと、膵臓はやがて疲れてインスリンを出せなくなってしまいます。
そうして血糖は高くなり、糖尿病になってしまいます。

一定以上の糖分がある状態とは・・

大食い、まとめ食い、脂肪の多い食事、運動不足などがそうです。

膵臓から出されるインスリンの働きに見合った量の食事を摂っていれば、膵臓も疲れず、糖分は十分に利用され、高血糖を防ぐことができるのです。

では、インスリンの働きに見合った量の食事とはどのくらいでしょう?

それを計算する為の式が、ちゃんとあるのです。
それではここで、自分の標準体重を知り、1日にどれくらいのエネルギー量を摂ればよいか、計算してみましょう。

◆まず、あなたの標準体重を計算します
身長(m)×身長(m)×男性22 = 標準体重 kg
女性の場合は、身長(m)×身長(m)×21 = 標準体重 kg
※身長はメートルですよ!※
◆その体重を元に、1日の総エネルギー量を計算します
体重1kg当たりの仕事量(kcal)× 標準体重(kg)= 総エネルギー量 kcal
※体重1kg当りの仕事量は人によって違いますよ!!※
軽労働 25〜30kcal
中労働 30〜35kcal
重労働 35〜kcal

ここで出てきたエネルギー量が、皆さんの1日に取るエネルギー量です。
少ないなぁと思いますか?それとも多いなぁと思いますか?

さて、取るべきエネルギーの量がわかっても、全部をパンで済ましたりするのは栄養のバランスの面からみても良くないですよね?
このエネルギー量を具体的にどうやって取れば良いんでしょう・・・?

と言うわけで、次回は
ここで求めた総エネルギーをいかにして摂取するか!!
食品に含まれる栄養素、選び方についての話を予定しています。

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2008-11-01公開


もりやま越野病院
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