まずメジャーを用意してください。
そして、おへその周り(ウエスト径)を測ってみましょう。
何cmありましたか?
あなたのウエスト周りは ( )cm
さて、どうしてウエストを測ってみたかというと、これで内臓脂肪が溜まっているかが推測できるからです。
男性で85cm以上、女性で90cm以上あると内臓脂肪型肥満が疑われます。
また内臓脂肪型肥満かどうか、というのは体型からも推測でき、ウエストとヒップの径の比率で洋ナシ型とリンゴ型に分けることが出来ます。
ウエスト・ヒップ比 :0.7以下は洋ナシ型、 1.0以上はリンゴ型
洋ナシ型は皮下脂肪型肥満と言われ、下腹部や腰周り、太ももやおしりに脂肪がつくタイプです。
リンゴ型は内蔵脂肪型肥満と言われ、内臓の周りに脂肪がついているタイプです。

この「内臓脂肪」というのが最近注目されています。
皮下脂肪よりも内臓脂肪のほうが、体にとって良くないというのです。
おなかを輪切りにしたときのイメージ図
内臓に脂肪が蓄積し、さまざまな病気が引き起こされる状態を最近メタボリックシンドローム(metabolic syndrome:代謝症候群)と呼ぶようになっています。
では、メタボリックシンドロームとは具体的にどういう状態を言うのでしょう?
症候群ですから、いくつかの症状が重なってみられます。
まず
のいずれか1つがあること。加えて・・・
のうち少なくとも2つがあること。
上記を満たせば「メタボリックシンドローム」であると言えます。
これらは必須条件ですが、必須ではないものの、メタボリックシンドロームに加えられる症状として
などがあげられます。
これらの症状・病気はあればあるほど、危険!です。
でも糖尿病の方では高血圧や肥満、高脂血症を一緒に持っている方は結構多いのでは?
皆さんはどうでしょうか?
メタボリックシンドロームと呼ばれるようになったのは最近のことで、以前は
などと呼ばれていました。重複している項目がありますよね?
これらを指して「マルチプル・リスクファクター症候群(危険因子をたくさん持っているゾ)」とも呼ばれていましたが、代謝系の異常はそれぞれに影響しあって、切り離せない関係である、ということがわかってきたために、代謝症候群=メタボリックシンドロームという言葉になったのです。
メタボリックシンドロームになったら、結局はどうなるのでしょうか?
メタボリックシンドロームは動脈硬化を促進します。
そして心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こしてしまい、最悪の場合は死に至ってしまいます。
そしてその危険は保有する因子の数が多ければ多いほど高いのです。
結局は糖分や脂肪分を取りすぎる生活をしていることがきっかけです。
つまり生活習慣から危険信号を見つけることができるわけです。
さて当てはまるものに○をつけてみましょう。
糖尿病の方が生活習慣改善にと言われる項目ばかりですよね。
アイスクリームは高カロリーで脂質も多く、食べ過ぎはよくありません。
またお酒もカロリーの摂り過ぎになりがちですし、何より肝臓の働きを鈍らせ、脂質を体に溜め込んでしまいます。
タバコは血管自体に悪い作用がありますから、動脈硬化を進めてしまいます。
*参考:知っ得? 納得!! メタボリックシンドローム http://metabolic.jp/index.htm
摂り過ぎた糖分や脂肪分が「内臓脂肪」として蓄積されるわけですが、この「内臓脂肪」は皮下脂肪に比べると付きやすく落ちやすい、といわれています。つまり、皮下脂肪型肥満の人より生活改善の効果が現れやすい、ということになります。
○ が多い人は要注意です。さっそく今日から改善スタート!!
病院で検査をしたら、よ〜く見てみましょう!
| 目標値 | あなたの検査値 | |
|---|---|---|
| 血糖コントロール HbA1c | 6.5% 未満 | |
| 食後血糖(2時間後) | 180〜200 mg/dl未満 | |
| 血圧 | 130/85 mmHg未満 | |
| 総コレステロール | 200 mg/dl未満 | |
| 食前中性脂肪 | 150 mg/dl未満 | |
| 食後では(中性脂肪) | 200 mg/dl未満 | |
| HDLコレステロール | 41 mg/dl以上 | |
| BMI* | 26 kg/u未満 |
*BMI(Body Mass Index)= 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
食後の高血糖は、特に心血管系の病気や死亡率との関係が強いと言われています。
血糖値といえば空腹時!と考えがちですが、時々は食後の血糖値を測ることも大切ですよ。
病院で検査をしたら結果をしっかりと見てください。そして自分の体が今どういう状態なのか、しっかり把握しましょうね。
2008-11-01公開