糖尿病の食事療法


さて、お話は・・・

砂糖、人工甘味料について

糖尿病の人は「糖分を摂りすぎてはいけません!」とうるさく言われているハズです。
しかし、糖質は筋肉や心臓、脳を働かせるための大事なエネルギー源でもあります。

摂り過ぎると・・・
血糖、血液中の中性脂肪が上がる
ビタミンB1の必要量が増す
不足すると・・・
蛋白質をエネルギー源とすることで腎臓への負担が大きくなる
脂質をエネルギー源とすることで中枢神経の機能低下による昏睡、多尿による脱水などが起きる

と、これも脂質と同様適量は必要なのです。
また脂肪は糖の炎によって燃えますので、円滑な脂肪の燃焼のためにも糖は必要です。

一言で砂糖と言っても種類があります。

黒砂糖
100gあたり354kcal
三温糖
100gあたり382kcal
上白糖
100gあたり387kcal

色の濃いもののほうが体内に吸収されるまでに時間がかかります。また黒砂糖は独特のコクや風味があり、少量でもいい味が出ます。
他にも、はちみつ(294kcal)メープルシロップ(257kcal)なども利用して甘味に変化をつけるのも良いですよ。

人工甘味料について

従来考えられていたほどカロリーが少なくないものものあります。
砂糖よりカロリーが少ないからといって大量に摂取すると、消化吸収されずに腸内に残ってしまい、水分を溜め込んで下痢などの症状を引き起こすことがあります。

市販の人工甘味料
商品名 形状 熱量(kcal) 甘味度 説明
マービー 顆粒 200 0.9 全ての調理法に使用できる。
まろやかで後味がさっぱり
粉末 200
液状 165
シュガーカット 細粒 400 2.2 加熱すると苦味を感じる
清涼感ある甘味
1日使用量40gまで
細粒は砂糖を同じエネルギー
液状 140 2.0
パルスウィート 顆粒 30 4.2 加熱すると苦味を感じる
少量で甘味を感じる
ラカントS 顆粒 1.0 加熱調理にも使用できる
砂糖と同じ甘さ
液状

いろんな種類の人工甘味料が出回っていますが調理法に合ったものを使用して、量は最小限に留めましょう。
そのためにも薄い甘味でも満足できるように心がけることが大切です。

糖分との付き合いを上手にできるようになりましょうね。

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2008-11-01公開


もりやま越野病院
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