予防接種情報

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ヒブ

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ヒブとはインフルエンザ菌b型 (Haemophilis influenzae typeb)の略称です。
小児の髄膜炎の原因菌としてはこの菌が最も多く、またヒブ髄膜炎の70%が2歳までに見られています。
ヒブ髄膜炎に罹患すると、5%が死亡し、30%にてんかん等の後遺症を残します。
ヒブワクチンは2か月から接種できますので、早目の接種が良いでしょう。

肺炎球菌(小児)

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小さな子どもの細菌性髄膜炎の原因菌として1番目はHibで、2番目に肺炎球菌があげられます。肺炎球菌髄膜炎は年間200人くらい発生しています。その半数ぐらいが耐性菌によるもので治療は難しくなります。ヒブ髄膜炎に比べて、死亡と後遺症の比率が少し高くなります。肺炎球菌は、その他に肺炎、重い中耳炎や肺炎、菌血症や敗血症も起こします。肺炎球菌ワクチンはこれらの疾患の予防に有効で、DPTやHibワクチンと同時接種が可能です。

肺炎球菌(高齢者)

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高齢者の市中肺炎を起こす最も一般的な細菌が肺炎球菌です。肺炎球菌ワクチンは肺炎球菌以外の肺炎の予防効果はありません。ワクチンには肺炎予防効果とともに、肺炎球菌肺炎になっても軽症ですむ、抗生物質が効きやすいなどの効果もあります。またインフルエンザワクチンとの併用が望ましいとされています。効果は接種1ヶ月後で最高値となり、その後4年間はあまり低下しません。5年以後徐々に効果は低下します。

BCG

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結核はなくなった訳ではなく、最近では患者数が増えてきています。過去には不治の病と言われましたが、現在でも決して簡単になおる病気ではありません。抵抗力のない高齢者や乳児にとって大変危険な病気です。ツベルクリン反応を必ず受け、それが陰性であれば結核の発病予防のためにBCGを受けましょう。

MR(麻疹・風疹混合)

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MRワクチンは弱毒生麻疹ウイルスと弱毒生風疹ウイルスの両方のワクチンを混合したものです。
Mは麻疹(Measles)のM
Rは風疹(Rubella)のR
この両者の頭文字をとってMRワクチンといいます。
3期は中学1年生、4期は高校3年生に実施するものです。

●麻疹
1週間続く発熱、発疹、ひどい咳が主症状です。身体の抵抗力が落ちるため、色々な合併症を起こす危険性が大きく恐い病気です。最近ではワクチン接種が広く行われるようになったため麻疹にかかる子どもは少なくなりましたが、このワクチンは受けておかなければならないものの一つです。

●風疹
発熱と発疹を主症状とする病気ですが、症状は軽く3日間程でなおります。しかし妊婦が妊娠初期にかかると、胎児が影響を受けて心奇形などの障害を持った子どもが生まれる恐れがあります。1歳すぎの子どもにワクチンを接種することで子どもの発病を予防し、さらに風疹にかかっていない母親への感染を最小限におさえることで障害をもったこどもが生まれる危険性を減らそうと目指しています。

水痘(水ぼうそう)

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発熱と水疱を主症状とする病気ですが、健康な子どもは1週間程でなおります。しかし、特殊な病気にかかっていて特別な治療を受けている子どもは死ぬこともある大変恐い病気です。ワクチンを受けていれば水痘になる可能性は低いのですが、かりにかかっても軽くすみます。

日本脳炎

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日本脳炎ウィルスに感染している豚の血液を扱った蚊を介して人に感染します。蚊がいるから病気になる訳ではありません。日本脳炎は後遺症を残すことが多いですから、養豚場が近くにあるような地域に住んでいる子どもや高齢者はワクチンを接種しておくべきでしょう。

二種混合(DT)

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●ジフテリア
ジフテリアは発熱、のどの痛み、咳を主症状とする病気で、のどに偽膜というものが出来て窒息死することがあります。日本では現在見られませんが、国外では決して無くなった訳ではありません。ワクチンはほぼ完全な予防効果があります。

●破傷風
破傷風菌は土の中、水の中といった酸素の少ない所でしか生育できません。そんな所で古釘や腐った木を踏みつけて、傷口の小さい深い傷を負った時に破傷風になる危険性があります。この病気では、けいれん、手足が動かない、呼吸が出来ないといった症状のために死ぬこともあります。ワクチンはほぼ完全な予防効果があります。

三種混合(DPT)

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●ジフテリア ジフテリアは発熱、のどの痛み、咳を主症状とする病気で、のどに偽膜というものが出来て窒息死することがあります。日本では現在見られませんが、国外では決して無くなった訳ではありません。ワクチンはほぼ完全な予防効果があります。

●百日咳
百日咳は、4歳未満の小さな子どもにとって厄介な病気です。その名の通りかなり長い間激しい咳が続きます。咳は一旦始まるとなかなかおさまらず、乳児ではそのために酸素不足のために死ぬことがあります。ワクチンにより予防できます。

●破傷風
破傷風菌は土の中、水の中といった酸素の少ない所でしか生育できません。そんな所で古釘や腐った木を踏みつけて、傷口の小さい深い傷を負った時に破傷風になる危険性があります。この病気では、けいれん、手足が動かない、呼吸が出来ないといった症状のために死ぬこともあります。ワクチンはほぼ完全な予防効果があります。

四種混合(DPT-IPV)

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●ジフテリア ジフテリアは発熱、のどの痛み、咳を主症状とする病気で、のどに偽膜というものが出来て窒息死することがあります。日本では現在見られませんが、国外では決して無くなった訳ではありません。ワクチンはほぼ完全な予防効果があります。

●百日咳
百日咳は、4歳未満の小さな子どもにとって厄介な病気です。その名の通りかなり長い間激しい咳が続きます。咳は一旦始まるとなかなかおさまらず、乳児ではそのために酸素不足のために死ぬことがあります。ワクチンにより予防できます。

●破傷風
破傷風菌は土の中、水の中といった酸素の少ない所でしか生育できません。そんな所で古釘や腐った木を踏みつけて、傷口の小さい深い傷を負った時に破傷風になる危険性があります。この病気では、けいれん、手足が動かない、呼吸が出来ないといった症状のために死ぬこともあります。ワクチンはほぼ完全な予防効果があります。

●ポリオ
ポリオウイルスに感染しても、多くの場合、病気としての明らかな症状はあらわれずに、知らない間に免疫ができます。しかし、腸管に入ったウイルスが脊髄の一部に入り込み、主に手や足に麻痺があらわれ、その麻痺が一生残ってしまうことがあります。「不活化ワクチン」は、ポリオウイルスを不活化し、免疫をつくるのに必要な成分を取り出して病原性を無くして作ったものです。ウイルスとしての働きはないので、ポリオと同様の症状が出るという副反応はありません。

子宮頸がん

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子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)であることがわかりました。HPVの中でも、16・18・52型のウイルスが子宮頸がん患者で多く見られます。子宮頸がん予防ワクチンは、16型と18型のHPV感染を防ぐことにより、子宮頸がんを60~70%予防できるといわれます。しかし、100%ではありませんから、ワクチン接種後も定期的な子宮頸がん検診が必要です。

インフルエンザ(小児)

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病気としてひどいのはインフルエンザAで、発熱、咳がかなり長く続きます。インフルエンザ・ウィルスは型が変わるため、ワクチンの効果については賛否両論があります。しかし、ワクチンを受けておくと症状は軽くなると言われています。ワクチンの効果は半年程続きますから、秋から初冬にかけてワクチンを受けるのが良いでしょう。

インフルエンザ(成人)

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病気としてひどいのはインフルエンザAで、発熱、咳がかなり長く続きます。インフルエンザ・ウィルスは型が変わるため、ワクチンの効果については賛否両論があります。しかし、ワクチンを受けておくと症状は軽くなると言われています。ワクチンの効果は半年程続きますから、秋から初冬にかけてワクチンを受けるのが良いでしょう。

ロタ

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5歳までの急性胃腸炎の入院患者のうち、4050%前後はロタウィルスが原因です。

1価の弱毒生ウイルスワクチンと5価の弱毒生ウイルスワクチン(それぞれ1種類、5種類の弱毒化したロタウィルスがワクチンに含まれています。)がありますが、ロタウィルスワクチンは種類の異なるロタウィルスによる急性の胃腸炎の重症化予防にも効果があるため、どちらのワクチンを接種しても同様の効果があります。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎、ムンプス)

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発熱と耳下腺が腫れるのが特徴的ですが、病気にかかっても3、4人に一人はなんの症状もなしに終わってしまうことがあります。ただ合併症(髄膜炎、生殖器の炎症、膵炎)の問題もあり、心配な場合はワクチンを受けると良いでしょう。

B型肝炎

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症状は色々ですが、肝臓癌との関連があり、現在ワクチンを使ってB型肝炎ウィルスの保因者の母親から生まれてくる子どもをこの病気から守ろうという計画が進行中です。それとは別に、この病気に感染する危険性の高い人たち(血液を扱う機会の多い医療関係者など)にもワクチン接種は必要です。

麻疹

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1週間続く発熱、発疹、ひどい咳が主症状です。身体の抵抗力が落ちるため、色々な合併症を起こす危険性が大きく恐い病気です。最近ではワクチン接種が広く行われるようになったため麻疹にかかる子どもは少なくなりましたが、このワクチンは受けておかなければならないものの一つです。

風疹

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発熱と発疹を主症状とする病気ですが、症状は軽く3日間程でなおります。しかし妊婦が妊娠初期にかかると、胎児が影響を受けて心奇形などの障害を持った子どもが生まれる恐れがあります。1歳すぎの子どもにワクチンを接種することで子どもの発病を予防し、さらに風疹にかかっていない母親への感染を最小限におさえることで障害をもったこどもが生まれる危険性を減らそうと目指しています。

ポリオ(IPV)

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ポリオウイルスに感染しても、多くの場合、病気としての明らかな症状はあらわれずに、知らない間に免疫ができます。しかし、腸管に入ったウイルスが脊髄の一部に入り込み、主に手や足に麻痺があらわれ、その麻痺が一生残ってしまうことがあります。

 「不活化ワクチン」は、ポリオウイルスを不活化し、免疫をつくるのに必要な成分を取り出して病原性を無くして作ったものです。ウイルスとしての働きはないので、ポリオと同様の症状が出るという副反応はありません。

A型肝炎

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基礎疾患に慢性の肝障害がある人(B/C型肝炎・肝硬変など)や高齢者は重症化しやすいため、予防接種による予防が推奨されます。

A型肝炎が流行している国へ旅行する際も、接種が強く推奨されます。

破傷風

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破傷風菌は土の中、水の中といった酸素の少ない所でしか生育できません。そんな所で古釘や腐った木を踏みつけて、傷口の小さい深い傷を負った時に破傷風になる危険性があります。この病気では、けいれん、手足が動かない、呼吸が出来ないといった症状のために死ぬこともあります。ワクチンはほぼ完全な予防効果があります。

髄膜炎菌

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髄膜炎菌感染症は「侵襲性髄膜炎菌感染症」とも呼ばれ、髄膜炎菌に感染している人のくしゃみ、せきなどによる飛沫が、鼻、喉、気管から血液に入って敗血症(髄膜炎菌血症)を起こし、さらには髄膜炎菌性髄膜炎を発症します。髄膜炎を起こす他の病原体による病態と比べて、急激に全身状態が悪くなることがあります。我が国で使用されているのは4価結合体ワクチンで、接種推奨者については関連学会から公表されています。

帯状疱疹

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帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)に罹患した人が、体内に潜伏する水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)の再燃によって発症する疾患です。加齢、疲労、ストレスなどがきっかけとなり細胞性免疫が低下すると、VZV が再活性化し、神経の支配領域に限局して皮疹が出てきます。細胞性免疫が低下する、50歳代以上に好発する疾患です。

2020 1 月に乾燥組換え帯状疱疹ワクチンが発売され、従来の生ワクチンと合わせて2種類のワクチンが使用できるようになりました。

狂犬病

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狂犬病はすべての哺乳類に感染することが知られており、人も動物も発症するとほぼ100%死亡しますが、人では感染後(感染動物に咬まれた後)にワクチンを連続して接種することにより発症を防ぐことができます。

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